文化理解の方法論研究会(MC研)

研究会などの記録


第1回研究会
2015年5月23日
会場 東京外国語大学

発表者1 山本登志哉(発達支援研究所)
「文化を考える視点」を考える:共同性と差の文化心理学

発表者2 渡辺忠温(東京理科大学)
物語呈示法による文化理解について

第2回研究会
2015年6月14日
会場 東京大学出版会

発表者 姜英敏(北京師範大学)
文化理解のカリキュラム化:『「異己」との共生』をめざした教育実践を事例に

第3回研究会
2015年8月1日
会場 青山学院大学

発表者1 呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
文化理解の方法論?

発表者2 榊原知美(東京学芸大学)
大学生における異文化理解の展開過程:相対化を超えて

第4回研究会
2015年9月20日
会場 青山学院大学

発表者1 片成男(中国政法大学)
物語分析を通じた文化理解

発表者2 高橋登(大阪教育大学)
The Cambridge Handbook of Socio-Cultural psychology論文の改訂に向けて

第5回研究会
2015年11月2日
会場 青山学院大学

発表者 田島充士(東京外国語大学)
ヤクビンスキー・バフチンのダイアローグ論から見た個人の独自性と社会集団の斉一性との関係について(1)

第6回研究会
2016年1月31日
会場 青山学院大学

発表者1 田島充士(東京外国語大学)
ヤクビンスキー・バフチンのダイアローグ論から見た個人の独自性と社会集団の斉一性との関係について(2)

発表者2 渡辺忠温(東京理科大学)
"Story presenting method" as dialogical research tool for understanding culture

第7回研究会
2016年4月16日
会場 青山学院大学

発表者1 山本登志哉(発達支援研究所)
A new theoretical framework for MUTUAL understanding of cultures based on the concept of EMS.

発表者2 渡辺忠温(東京理科大学)
日中高校生の対話的交流授業における文化的他者理解のプロセス

発達心理学会シンポジウム
2016年4月29日
会場 北海道大学

プロセスから考える異文化理解―異文化理解研究の実践と理論をつなぐ―

企画者・話題提供者:渡辺 忠温(東京理科大学経営学部)
企画者・話題提供者:榊原 知美(東京学芸大学)
司会:野原 みゆき(青山学院大学)

話題提供者:呉 宣児(共愛学園前橋国際大学)
話題提供者:高橋 登(大阪教育大学)
指定討論者:田島 充士(東京外国語大学)
指定討論者:南 博文(九州大学)

第8回研究会
2016年6月25日
会場 青山学院大学

発表者1 片成男(中国政法大学)
異文化理解のダイナミクス:中国と日本の交流授業の実践から

発表者2 渡辺忠温(東京理科大学)
"Story presenting method" as dialogical research tool for understanding culture

国際心理学会(ICP)シンポジウム
2016年7月28日
会場 パシフィコ横浜

Contributed Symposium:
How can we understand and studyculture?
New methodologies of dialogical research for mutual understanding.

"Story presenting method" as dialogicalresearch tool for understanding culture
Watanabe, Tadaharu (Japan)

Dynamics of intercultural understanding:An analysis of dialogical classesbetween Chinese and Japanese university students
Pian, Chengnan (China (People'sRepublic of China)); Sakakibara, Tomomi(Japan)

Process of Understanding Cultures Using Movies in an Exchange Class between Japanese and Korean Universities
Oh, Sunah (Korea)

A new theoretical framework for MUTUAL understanding of culturesbased on the concept of EMS.
Yamamoto, Toshiya (Japan)


Discussant: Valsiner, Jaan (Denmark);


Discussant: Tajima, Atsushi (Japan)


第9回研究会
2016年9月22日
会場 青山学院大学

発表者 野原みゆき(青山学院大学)
集合的記憶の事後的変化が自伝的記憶の想起の様相に与える影響
ーアメリカ統治下の沖縄における方言札を事例としてー

第10回研究会
2016年11月25日
会場 青山学院大学

発表者1 下川政洋(国際医療福祉大学)
Decoding Microaggressive Stress in Japan

発表者2 呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
今年度の異文化交流授業の授業実践について

北京研究会
2017年2月17〜18日
会場 北京師範大学

呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
姜英敏(北京師範大学)
田島充士(東京外国語大学)
崔順子(ソウル市立大学)
渡辺忠温(東京理科大学)
山本登志哉(発達支援研究所)


第11回研究会
2017年4月29日
会場 青山学院大学

発表者1 松熊亮(首都大学東京)
実践に"参加する"という認識への一考察:日本の伝統工芸当事者の生活意識をベースに

発表者2 :山本敦(早稲田大学)
"良い"表現はどのように伝えられるのか?:熟練者のピアノレッスンにおける演奏表現の伝達と"良さ"の生成

第12回研究会
2017年6月17日
会場 青山学院大学

発表者 山本登志哉(発達支援研究所)
異文化間コミュニケーションの視点から見た発達障がいと発達支援

第13回研究会
2017年8月19日
会場 青山学院大学

発表者1 陳星玲(北京師範大学国際与比較教育学院)
日本における国際理解教育の教材開発と実践について

発表者2 渡辺忠温(東京理科大)
異文化間交流における視点の問題と物語提示法

韓国・日本・中国 多文化理解教育方法国際セミナー
2017年8月27日
会場 ソウル中区育児総合支援センター

中国発表者 片成男(中国政法大学)
大学授業における文化理解の試み:携帯電話使用のルールをめぐって

日本発表者 山本登志哉(発達支援研究所)
EMSの形成と文化差の成立

韓国発表者 呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
日韓の大学における映画を用いた相互理解のための交流授業

韓国講演者 張 仁子(韓国健康家庭振興院)
韓国の多文化・多文化教育



科研研究会議
2017年8月27日、28日
会場 東国大学(ソウル)

今年度の対話的異文化理解教育実践授業の進行状況と今後の計画

報告者1 榊原知美(大阪教育大学)
     片成男(中国政法大学)
報告者3 田島充士(東京外国語大学)
   姜英敏(北京師範大学)
報告者4 呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
崔順子(ソウル市立大)
報告者5 渡辺忠温(東京理科大)

第14回研究会
2017年10月21日
会場 青山学院大学

発表者1 渡辺謙仁(北海道大学)

ゆるやかに繋がるものづくり文化を理解する:ソーシャルメディア衛星開発プロジェクトSOMESATを例に

発表者2 竹内一真(多摩大学)

世代断絶した技芸における復活からイノベーションへ向かうプロセス
:学習研究における継承の位置づけと熟達との差異


第15回研究会
2017年12月16日
会場 青山学院大学

発表者1 岸磨貴子(明治大学)
ICTを通した異文化間協働

発表者2 田島充士(東京外国語大)

異文化交流実践におけるバフチン・対話論の可能性


北京師範大&東京外国語大 交流授業北京の回
2018年1月7日
会場 北京師範大学

授業担当 田島充士(東京外国語大) 姜英敏(北京師範大)
受講生 北京師範大学国際与比較教育学院院生



第16回研究会
2018年2月17日
会場 青山学院大学

発表者1 山本登志哉(発達支援研究所)
「世界」の共有と語りの揺れ動き方について:供述分析の視点から

発表者2 朴聖希(大阪教育大学)
日韓の大学生の友人関係−日韓の対の構造における語りから見る文化の立ち現れ−


第17回研究会
2018年3月10日
会場 青山学院大学

発表者1 渡辺忠温(東京理科大学)
異文化理解プロセスの詳細と視点の動き

発表者2 田島充士(東京外国語大学)・姜英敏(北京師範大学)
北京師範大学で実施した日中学生間の異文化交流授業概要


第18回研究会
2018年5月12日
会場 東大出版会

発表者1 岸磨貴子(明治大学)
シリア難民とトルコ住民の対話的相互理解の実践報告

発表者2 申知元(昭和女子大学)
「外国語学習者のための異文化理解能力の測定


第19回研究会
2018年7月14日
会場 青山学院大学

発表者1 松熊亮首都大学東京)
 「個人が職人になるプロセス」へのアプローチ:レオンチェフ活動理論を援用した研究方法の提案

発表者2 阿部廣二(早稲田大学)
祭りを反復する:野沢温泉道祖神祭りにおける写真使用実践から


第20回研究会
2018年9月8日
会場 青山学院大学

発表者  横山草介(東京都市大学)
J. S. Brunerの「意味の行為」と、物語の方法について


第21回研究会
2018年11月10日
会場 発達支援研究所

発表者 下川政洋(国際医療福祉大学)
言語とアタッチメント


第22回研究会
2019年1月12日
会場 発達支援研究所

発表者1 津山直樹(中央大学)
他者の文化を理解するための学びのプロセス―IB校における『異己』概念に基づいた授業実践を事例に―

発表者2 姜英敏(北京師範大学)
韓国における「異己」プロジェクトと交流授業実践

発表者3 山本登志哉(発達支援研究所)
供述評価をめぐる心理学者と裁判官のディスコミュニケーション分析:法と心理の異文化間対話



第23回研究会
2019年3月9日
会場 発達支援研究所

発表者1 杉江 聡子(北海道大学)
遠隔交流を活用したブレンド型学習の設計、実践及び評価


発表者2 釜田聡(上越教育大学)
「日・中・韓三カ国協働による「異己」理解共生を目ざした国際理解教育のプログラム開発」の中間報告
−2018年度の取組を中心に−


第24丁目回研究会
2019年5月9日
会場 発達支援研究所

発表者1 松熊亮(首都大学東京人文科学研究科)
労働活動への社会文化的アプローチー働くことの制約と意味を"職人仕事"に学ぶー


発表者2 
竹内一真(多摩大学)
杉原紙の復活から捉える不在の先行世代との関係性の構築プロセス
ー実践共同体の再構成に物語が果たす役割ー

第25月回研究会
2019年7月13日
会場 発達支援研究所

発表者1 
田島充士(東京外国語大学)・姜英敏(北京師範大学)
葛藤的な異文化コミュニケーションを創造的に展開する演劇手法の可能性:
アウグスト・ボアール「フォーラムシアター」の視点から

発表者2 
渡辺忠温(発達支援研究所・東京理科大学)
日本と中国の高校生の対話的異文化理解の試み:日中の高校生の変化(仮)

第26回研究会
2019年9月7日
会場 発達支援研究所

発表者1 
阿部廣二(早稲田大学)
大学生の「働くこと」へのアクセス権

発表者2 
村山満明(大阪経済大学)
心理学鑑定について裁判官と心理学者の共通認識を作るには どうしたらいいか
   ──浜田寿美男による対立仮説型供述分析をとりあげて──

第27回研究会
2019年11月9日
会場 発達支援研究所

発表者1 
下川政洋(国際医療福祉大学)
ノースカロライナ州のTEACCH・プログラム

発表者2 
幸田 隆(豊田市立東保見小学校)
ダイバーシティを生かした遊び心のある学びのデザイン
 ― 発達障害児童と共に創る実践―


第28回研究会
2020年月1月11日
会場 発達支援研究所

発表者1 
加藤康子(北海道大学)
趣味縁の系譜とその拠点参入による都心空間の変容について−札幌の事例から−

発表者2 
呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
日韓大学の交流授業を通した他者理解の試み―歴史政治的な素材を用いて

第29回研究会
2020年月3月14日
会場 発達支援研究所

発表者1
榊原知美(東京学芸大学)

異文化理解を促す対話的交流実践
―日本・中国の大学間における交流授業の開発と今後の方向性−

発表者2
横山草介(東京都市大学)
ブルーナーとナラティヴ文化心理学の構想:『ブルーナーの方法』 を手掛かりに



第30回研究会
2020年7月11日
会場 zoom

発表者
山本登志哉(発達支援研究所)
ポストコロナの遠隔支援


第31回研究会
2020年11月28日(日程がイレギュラーです)
会場 zoom
zoomシンポ 続・「リアル」と「ヴァーチャル」の境界を超えて:直接経験と間接経験の議論の先へ

発題者
横山草介(東京都市大学)
直接経験と間接経験の概念上の区別から出発する

話題提供者1
山本登志哉(発達支援研究所)
私が見ているリンゴは<現実>か? リアルとヴァーチャルの重層的展開
話題提供者2
直接経験と間接経験の二分法に最高を迫る創作

コメンテーター
環境と媒介を区別して、経験の中にキツネと霊を探そう
ポストコロナの遠隔支援


第32回研究会
2021年2月20日(日程がイレギュラーです)
会場 zoom
zoomシンポ 心でもなく,文化でもなく:高田明「 相互行為の人類学」を論じ合う

【提題:「相互行為の人類学」を語る】

 高田明(京都大学) 『第1,2章 相互行為の人類学への招待:理論と方法』

【話題提供:書籍の各章に関する発表】

@ 松熊亮(東京都立大学大学院) 「『第3章社会的認知』を読む」
A 山本敦(早稲田大学大学院) 「『第4章他者理解』を読む」
B 山本登志哉(発達支援研究所) 「『第5章発達と社会化』を読む」
C 石塚章夫(埼玉弁護士会・獨協大学) 「『第6章言語とコミュニケーション』を読む」
D 渡辺忠温(発達支援研究所) 「『第7章感情』を読む」


運営会議
2021年3月20日
会場 zoom

zoomを使った今後の企画・運営について


第33回研究会
2021年5月8日
会場 zoom

発表者1
 杉山由里子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
忘却から想像へー狩猟採集民ブガクウェの死との向き合い方の変遷ー
コメンテーター やまだようこ(立命館大学)

発表者2
西岡直実(子どもとコンテンツの研究所ミッドポイント・ ワークラボ代表)
キャラクターの心理学的研究と広がり


第34回研究会
2021年9月18日
会場 zoom

発表者1
 横山草介(東京都市大学)

「意味の行為」の観点から「ラーニングストーリー」を再考する

発表者2
山本登志哉(発達支援研究所)

自閉症の現象学・当事者研究・渦中の心理学
対話的相互理解に基づく発達障がい者支援を考える


第35回研究会
2021年12月18日
会場 zoom

発表者
田島充士 (東京外国語大学)
コメンテーター
 高田明(京大)・森岡正芳(立命館大)

ヨーロッパの習俗における愚者とバフチン・カーニバル論:
異質な文化的背景を持つ他者とのサステイナブルな対話の実現を目指して

第36回研究会
2022年3月20日
会場 zoom

話題提供者
 大内雅登(発達障がい児支援:こどもサポート教室・発達支援研究所)
 高木智世(言語学:筑波大学)
 山本敦(認知科学:早稲田大学)& 牧野遼作(認知科学:広島工業大学)
 渡辺忠温(文化発達心理学:発達支援研究所)

発達障がい者と定型発達者のコミュニケーションを考える:
相互行為分析,ディスコミュニケーション分析,そして逆SST


第37回研究会
2023年3月18日
会場 zoom

発表者
森直久(札幌学院大学:認知心理学、社会心理学、生態心理学)
  
論点提起:
   1) 高木光太郎 (青山学院大学:状況的認知論)
  2) 山本敦 (早稲田大学:認知科学、相互行為論)
  3) 石塚章夫 (元判事・埼玉弁護士会:事実認定論)

 「生きている想起」を説明可能な新たな生態学的想起論の構想について

第38回研究会
2023年7月8日
会場 zoom

話題提供 やまだようこ(京大名誉教授・立命館大学)
論点提起
 横山草介(東京都市大学:質的心理学・文化心理学)
      呉宣児(共愛学園前橋国際大学:環境心理学・文化心理学)
      山本登志哉(発達支援研究所:文化発達心理学・法心理学)
司会
 渡辺謙仁(成城大学)

「多文化の<人と人の関係>イメージ: 私をつつむ母なるもの」